次の世代を育てるための考え方

自分が学ぼうとする姿勢と、周りの人が学ぼうとする姿勢に温度差があるように感じられるようなことはないでしょうか?

 

多分これは、特定の職種や特定の年代になると感じられるようなものではなく、ふと気がつくと気になってくるものだと思います。

 

昔は、「なぜ、周りの人はもっと真面目に取り組まないんだろう」とか、「なぜそこまで必死になるんだろう」とか気になることがありました。

あまつさえ、「周りの人を自分と同じくらいやる気を持ってもらうためにはどうしたらいいんだろう」とか上から目線で考えていたりもしました。

 

でも、冷静に考えてみると別に難しいものではなく、人それぞれ、環境が違うから進みかた、進め方が違うだけだと気付いてきました。

同じ職場、同じ仕事をしていても、これまで取り組んできたこと、プライベートなど同じ人など誰もいません。

一人一人、考えて、その時の最善な選択を取ろうとしているのです。

 

気づけば割と当たり前なことです。

しかし、頭ではわかっていても、心が、気持ちが理解できず、ストレスの原因になったりすることがあるかもしれません。

でも、きにするだけ、考えるだけ無駄です。

なぜなら、自分と同じにはできないのですから。

 

もしも、それでも気になることがあれば、アドバイスをしてあげましょう。

それを受け入れるかどうかもその人に委ねて。

 

いろいろな人がいろいろな考えを持って取り組むから、新しい視点が生まれます。

それを、「自分と同じではないから」という理由で潰そうとしてはいけません。

 

最近になって、本当の意味でようやく気づけたと思います。

今後は、その人らしさを大切にして、長所短所をパズルのように組み合わせていきたいと思いました。